2009/09/14
今週のUKチャートはBEATLESのリマスターが貢献しているのも関わらず、92歳の生存している最も高齢なアーティストのDAME VERA LYNNのベスト・セリング・アルバム『WE'LL MEET AGAIN-THE VERY BEST OF VERA LYNN』が1位に輝いた。英国のポップ・スターのPIXIE LOTTの「BOYS & GIRLS」が「MAMA DO」に続いて2枚目のNO.1シングルを獲得。
第二次世界大戦の頃、軍を楽しませる存在だった前述のLYNNは1952年から1957年の間に8枚のヒット曲を放っている。しかし、アルバムは1981年に25位となった『20 FAMILY FAVORITES』と1989年に44位が最高位だった『WE 'LL MEET AGAIN』(後に彼女の代表曲となった)の2枚のアルバムだけがチャート・インを果たしている。これまでアルバム・チャートのトップを獲得した最高齢アーティストの記録を持っていたのは、今年の5月に『TOGETHER THROUGH LIFE』で1位を獲得した67歳のBOB DYLANだった。
先週まで2週連続1位だった南ロンドン出身のラッパーのJAMIE Tの『KINGS & QUEENS』は2位。ARCTIC MONKEYSの『HUMBUG』は4位に後退した。BEATLESの再エントリーのトップは『SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』の5位、1987年に初めてCD化され発売された時は3位だった。『ABBEY ROAD』は6位、『REVOLVER』は9位、『RUBBER SOUL』は10位だった。
2種類のボックス・セットのステレオ・ヴァージョンは24位、モノラル・ヴァージョンは57位となっている。トップ40入りしたのは『THE BEATLES』(『THE WHITE ALBUM』として知られている)21位、29位に『HELP』、31位に『PAST MASTER』のコンピレーション、『MAGICAL MYSTERY TOUR』(33位)、『A HARD DAY'S NIGHT』(37位)、『PLEASE PLEASE ME』(38位)。それ以降は『LET IT BE』(49位)、『WITH THE BEATLES』(51位)今回の一連の再発ものではないが『1』が54位、『BEATLES FOR SALE』(56位)。唯一トップ75に入らなかったのは『YELLOW SUBMARINE』(89位)だった。
PIXIE LOTTの「MAMA DO」は6月にUKシングル・チャートで初登場1位をマーク、それに続く第2弾シングル「BOYS & GIRLS」は72位から急上昇して1位を獲得した。彼女のデビュー・アルバム『TURN IT UP』は9/14にUKで発売されたばかり。前に1位を獲得したDAVID GUETTA feat. AKONの「SEXY CHICK」は3位から2位に再浮上。MIKAのセカンド・アルバム『THE BOY WHO KNEW TOO MUCH』からのファースト・シングルの「WE ARE GOLDEN」は4位だった。
WHITNEY HOUSTONのビルボード200でNO.1を獲得した復帰第1作の『I LOOK TO YOU』はヨーロピアン・トップ100アルバムでも初登場1位を獲得した。DAVID GUETTAの「SEXY CHICK」はユーロチャートHOT100シングルで2ヶ月弱のうちに2枚目のNO.1シングルを獲得した。
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